2012/06/14

度小月擔仔麺(赤嵌楼前)再訪

度小月擔仔麺(赤嵌楼前)
 赤嵌楼のそば、赤嵌街の交差点にある度小月擔仔麺。初回の旅で食べた時に、なかなか美味しかったので再訪してみた。

 ちなみに、台北などにも支店がある「中正路の度小月」とは別の店である。もちろん無関係ではないらしいが、イマイチどういう関係なのかよく分からない(中正路の度小月と洪芋頭擔仔麺は姉妹が分家した関係らしい)。
 大台湾旅遊網のホームページでは、1895年に洪芋頭が開いたとある。これは「中正路の度小月」と同じだ。

度小月担仔麺(赤嵌楼前)
 まぁ追求したところで無意味なので、おしまい。
 店内は奥行きがない。通りから見えるまんまなので、特筆することもないな。

度小月擔仔麺(赤嵌楼前)
 擔仔麺の卵入り。卵はオプションだが、まぁ普通は頼むだろう。
 ともかく久々に食べて、なぜ以前の旅で気に入ったのか、少し分かった気がする。麺が日本のラーメンに近いのだ。
 まぁ赤嵌楼のそばなので、興味があったらどうぞ。ちょっと高いけどね(卵込みで70元)。

度小月擔仔麺(赤嵌楼前)
 さぁしかし、良いことばかりは起こらない。擔仔麺の記憶が飛ぶほどの衝撃が、これだった。イカである。
 これがもう、マズイ!! 失神しそうなぐらい不味い!

 正式には川燙魷魚。魷魚はスルメイカのことで、文字通りイカを茹でたもの。しかしこのイカは、もう何日も水にさらしたんじゃないかというぐらい味が抜けていて、ただのゴムのようだ。正確にいえば、イカに似た食感のゴムだ。
 タレとワサビで食べようとしても、口の中でもちゃもちゃと噛みきれない食感だけが残る。もう本当に恐ろしい食べ物だった。

 台湾ではいろいろな食べ物に出会った。その中には、正直いえば評判ほどではないというものもあったけど、マズイと断言できる食事は初めてである。
 繰り返すが、擔仔麺は悪くない。欲張ってコイツを頼まないことをおすすめするぜ。

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