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2010/10/12

蛋餅を作ってみた

蛋餅
 蛋餅といえば、現代の台湾ではごくありふれた朝食メニューである。
 どう考えても、国民党時代にアメリカが小麦を売りつけた時代の産物だろうから、2009年の旅行では手を出さなかった。しかし、2010年5月にふらりと立ち寄った都來也豆漿店で、我々は開眼した。特にhashiは深い感銘を受けた。

 さて、日本に帰国してみると、蛋餅の食える店はまず見かけない。悶々としかけたところで、ふと気付く。自分で作れるのでは?
 手元にある小吃レシピ本には載っていないけど、実は蛋餅のレシピはネットにいくらでも転がっている。そんなわけでhashiの休日の娯楽として、蛋餅を作ってみたら、二度目にしてまずまずの味になったゾ。
 ちなみに、写真の左のお椀は豆乳だ。スジャータの豆腐が作れる豆乳に砂糖を入れて温めたら、かなり現地の味っぽくなった。我が家の定番になりそうな勢いだ。

※読者の皆さんにはどうでもいい注意書きをしておくと、かつて鶏排を自作したのはderorenである。これまでは、どちらかといえばderorenの方が台湾メシの再現に熱心だった。

蛋餅
 レシピは適当に検索しておくれやす。この蛋餅はうどん用の粉(さぬきの夢2000)がメイン(別にこのために買ったわけではないよ)。片栗粉を混ぜてあるので、パリパリ感がイマイチである。hashiは、せっかく常備してある地瓜粉を使わなかったのだ。
 まぁそれ以外は上出来。なお、台湾の岡山産豆板醤で食うのもうまかった。

蛋餅
 これは初回の作品。味付けが薄かったし、ふにゃふにゃだった。

 なお、我が家は豆板醤にうるさくなってしまい、現時点で家に三種類四瓶も備蓄されている。南京町の林商店で買った岡山産豆板醤は、わりとストレートに辛いので麻婆豆腐に使う。そして同じく岡山産だが、ちょっと手の込んだ豆板醤は、薬味にも広く利用している。
 お店のまわし者扱いされると嫌だけど、ここで通販されている。この店で買った乾燥桑の実もなかなか良かった(今見たら品切れだったけど)。おまけでついてきた香竹筒茶も、値段の割に(というか私は一円も払ってない)うまいよ。

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