首相大飯店から興済宮・大観音亭までは、徒歩5分もかからない距離。
成功路に面したこの宮の前から、南に下る道がある。観亭街という。
門前町というシチュエーションそのものだから、何か見所があるかな、と思って歩いてみた。結論から言えば、台南のどこにでもある道に過ぎなかった。
もちろん廟はある。しかし台南は本当にどこにでも廟があるから、その意味でも特筆すべき点はなかった。
興尊宮は劉・黄・李の三氏を祀る王爺廟らしい。
門神。外側の門には二十四節季の神々が描かれている。
規模は小さいが、なかなか立派な廟だ。
王爺廟なので、当然謝将軍と范将軍もおられる。
そういえば今は民主党の党首選だったな。たすき掛けを見たら思い出した。
本尊。たぶん三人のうち左側は写真に写ってない。
この宮の由緒は、手元に資料がないし、ネットで探してもそれらしい記述は見当らない。王爺信仰であることは確かなので、何らかの死者を祀り、疫病や災い除けの祈願をするのだろう。興済宮との関係はあるのかな?
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