Pages
▼
2010/06/08
台北天后宮(西門町) (一) まずはマーツーでも紹介するべな
台北の浅草……ではなく原宿、西門町に、実は媽祖が祀られている。実際に行けば分かるが、ものすごく居心地の悪そうな場所にある。
出発前にgoogleストリートビューで見つけた時(この記事の下にリンクを張ったゾ)、普通の店舗一つ分しかない小さな入口に、不安になった。一度は諦めかけた北港朝天宮を、再びメインに据えるきっかけと言えなくもない衝撃だった(どっちにしろ朝天宮には行く予定だったが、5月6日朝6時の典礼を見るかどうか迷っていた)。
そんなわけで、あまり期待はせずに出掛けた台北天后宮だったが、こじんまりした廟なのだろうと思って入って見ると、意外に中は広かった。
いや、上の写真を見て「広い」は無理があるだろう。とはいえ、二階建の建物を通路でつなぎ、出来るだけ表面積を増やしている。その結果として、都会のジャングルといった風景になっている(すいません、都会のジャングルって言いたかっただけです)。
龍だぜ(コメントが思いつかない)。
主祭壇。当たり前だが媽祖を祀る。
どうでもいいが、最近フジテレビ739(名前変わったっけ?)で小林幸子の台北公演の番組をやっていた。本当にくだらない番組の中で、「小林幸子のコスチュームが台湾の神様にそっくりだ」みたいな場面があった。
その神様は媽祖でござったよ。さぁ、この写真の中央に小林幸子みたいな神様がいますかねー。
台湾の観光局も、「ファーレンハイトで日本人観光客が減ったじゃないか」と議会でたたかれたわけだし、いろんな客層向けの番組で宣伝してもらいたいのだろう。よゐこ、小林幸子、しずちゃんと、若い女性だけにしぼらない戦術に変わったようだ。
それはさておき、媽祖のいる階の上には、玉皇上帝が祀られている。
地蔵もいる。地獄の王である。
弘法大師がおるぞな。そういえば、西本願寺がこの辺にあったんだっけ。
なお、中途半端にモザイクを入れてあるが、撮影者が思いっきり写り込んでいる。心霊写真ではないはずなので念のため。
まぁ四国を巡礼中の弘法大師が、ふと通りがかった可能性もあるけどね。
土地公もいる。ここの土地公はなんというか、やり手の役人みたいな顔であって、白髪の爺さんではない。
土地公を護る虎爺。「爺」は無理だよな。
境内はいつもよりも多くの供物や花、蝋燭でギッシリだ。もちろんそれは媽祖の生誕の日が近づいているからで、出巡遶境を控えた神々も控えていた。
その二では、そんな感じの紹介を予定。
大きな地図で見る
0 件のコメント:
コメントを投稿