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2010/04/02
かつての南門尋常小學校(建興国中)校舎
四月になり(恐らくは)一時的に暇になった。さっそく嫌なこともあったけれど、とりあえずは次の旅行に向けて充電しておこう。
それはさておき、カテゴリーを二つほど追加した。その一つ「日治時代遺蹟」は、台南に限るなら設置するつもりもなかった。まぁいずれ台北を歩くぞ、ということで。
で、設置記念で台南の未掲載分をいくつか紹介する。
写真は府前路沿いにある、非常に特徴的な建物だ(道路の向こうから撮影したので電線が邪魔なのは勘弁してくれ)。向かいには台南神社社務所だった建物があるので、観光客が目にする機会もあるだろう(府前路は台南神社、台南地方裁判所、愛国婦人会館など、日本の負の遺産が集まっている)。
まぁ、莉莉水果店の近所といった方が分かりやすいか。
ガイド類には取り上げられていないし、いったいどういう素性なのか謎だったが、府城逍遙遊(台南市の観光サイト)に記載があった。ただし、日本語サイトには存在しない。意図的なのかそうでないかは不明(古蹟未指定)。
現在のここは建興國中。ただしこの中学は開校四十数年であり、それ以前は台南市政府が利用していた(だから「府前」路に面している)。そして日本統治時代に遡ると、台南第二尋常高等小学校(後に南門尋常小學校)であったらしい。今でも大南門から建興國中のグラウンドが見える位置関係にある。
なお、南門尋常小學校は移転して現在の永福國小となったそうである。
余談だが、建興國中のホームページには「校史」というメニューがある。が、なんとリンク先はwikipediaだ。学校関係者が書いている可能性はあるにせよ、手抜きにも程がある。
まぁホームページの信頼性なんて、元々そんなものかも知れないが。このブログも、読み返すとおかしな部分が多々あるのだよ(韋駄と伽藍とか)。
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