台南市の保安路といえば、小吃店がひしめくエリアだ。この保安宮を中心に、北に
林家魚皮、南に全生小食店や
矮仔成蝦仁飯、集品蝦仁飯などの有名店が揃う。
そういう意味では有名な場所にも関わらず、肝心の宮はほとんど紹介されることがない。保安宮といえば、台北の同名の宮も小吃エリアで有名だから、そういう店を引き寄せる何かがあるのだろうと思われるが、少なくとも現在は祭神も違うようだ。
なお、前回は外側だけ見ている。
その時の記事はこちら。
台北の保安宮は保生大帝を祀るようだ。
しかし保安と保生の違いは、それなりにあるのだろう。少なくとも台南の保安宮は保生大帝を主祭神としない。既に紹介した通り、
保生大帝は興済宮などにいる。
結局、「保安」とは国家の安寧を祈るという一般名詞なのだろう。
主祭神は「李池呉朱范」の五府千歳である。詳しいことは、以前も紹介した
小学校のサイトで。手元のガイドには一切記載がないのだ。
斜めから撮影。例によって正面から撮ると主祭神が隠れてしまう。真なるものは世界に開かれていないのだ(嘘)。
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