台南公園の北寄りには、図書館がある。その手前に建つ洋風建築。
この洒落た建物は日本統治時代のもので、現在は警察の派出所である。中央に鳩と国民党のマークが見えるよネ。
もちろん、日本時代は警察ではなかった。警察がこんな可愛らしい建物だったら、ハイキングに出掛ける気分で独立運動ができちゃうよネ(特に意味はないが毒づいてみた)。
元々、ここは公園の管理所だった。
台南公園は、近代日本が西洋の模倣として造ったもの。その辺は(三)で触れるが、ともかくこの公園は実験植物園としての機能をもつなど、多目的な空間であり、その管理事務所を要したのである。
国民党統治後、孫文の名前に変わった公園では、猿や孔雀が飼育され、そうしたものの管理もしていたらしい。我々が訪れた公園は、局所的にうるさい以外は静かな空間だったけれど、世代によって大きくイメージが異なる場所なのだろう。
なお、左端にtomopeeがいる。ウ○ーリーより見つけやすいぜ。
ふてぶてしく見えるのは、暑さでバテかけているせいだ。
写真では伝わらないが、この日の台南はとんでもなく暑かったのだ。その辺の話も(三)にて。
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