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2012/03/26
ホテルの椅子に乳児を座らせて朝食(首相大飯店)
これまでの旅では、ホテルの朝食券を無駄にすることが多かった。近所に有名な店がいくつもあるのに、わざわざホテルの飯を食う必要はないという、まぁ当然の判断である。
しかし今回は勝手が違う。なぜならtomopeeがいるのだ。
tomopeeはまだ離乳食で、仮にホテルの自助餐チケットがあったとしても、ほとんど食えるものはない。なので日本からレトルトの類を持参したが、それでも落ちついて食事をとれるスペースは貴重だ。お湯などもすぐに手に入るし、部屋に何かを取りに戻ることもできる。
従って、今回は首相大飯店に宿泊したすべての朝、ホテルの自助餐を利用した。ただし、親二人は控え目に食べて、外でまた食うつもりである。
写真はガラガラだが、これは比較的早い時間だったせいだ。tomopeeは早起きなので、我々も早寝早起きになる。おかげで料理も沢山あるし、静かだし、良いことづくめである。
…………もっとも、根本的にこのホテルは定員が少ないのも、また事実。最後に泊まった桃園のホテルは、6:30にして既にパニック状態だった。あまりに酷い食事タイムだったから、後日じっくり書くだろう。
tomopeeはおとなしく席について、食事はまだかと待っている。
ただし、12ヶ月の乳児が、大人の椅子に何事もなく座れるはずはない。
これは別の日の朝だが、旅行用の秘密兵器として持参したのは、チェアベルトという商品である。
構造はごく単純で、両脚を通した状態のものを椅子に固定するだけ。暴れて使い物にならない場合もあるらしいが、tomopeeに関していえば、食料さえ与えればおとなしく座っていた。
軽い上に安いけど、これがあると外での食事はとても楽になる。おすわりができる状態で長旅の人にはオススメする。
derorenの皿。
この日はグァバとパパイヤがあった。なかなかイイじゃないか。
副菜は少なめ。基本的に、台湾的なものだけ選択している。
週末にかかったこともあって、(日本的に言えば)小学生や高校生の小さな団体も泊まっている。彼らは何を食べるのだろうと、密かに盗み見をしたderorenだ(この程度は犯罪じゃないよな)。
すると、彼らは台湾的な副菜を、ほとんど選ばなかった。主食はパンかシリアルで、ハムや卵、サラダにジュースといった感じである。
サンプルが少なすぎるとはいえ、台湾人だからといって台湾的な味を求めるとは限らないんだよなぁ、と今さらのように思った。
そりゃまぁ日本でも、朝はパンと牛乳なんて家庭は多いのだ。アメリカ小麦を輸入させるための陰謀だとか言っても始まらないよね。
選択可能な状況ならば、それぞれの嗜好の問題にしかならないのだし。
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