珍しく時事ネタ。
昨日、京都のゲストハウスが旅館業法違反で摘発された。楽天トラベルに登録され、開業一年半で口コミが70件以上もあったが、無許可営業だったわけだ。
その国の法律で必要とされるものを「コスト」として削れば、宿泊料金が下がるのは当然だ。しかしそれはフェアとは言えないし、無責任である。
日本のすべてのゲストハウスがこういう状況というわけではなく、しっかり営業許可をとった施設もちゃんとある。
まぁ摘発された所は、ゲストハウスを名乗っているが、口コミに書き込んでる客層を見る限り、格安ビジネスホテルを狙っていたようだ。
で、ここに書くのは、じゃあ台湾ではどうなの?、という話。
実は最近ネット通販で『大台北攻略完全制霸』というガイドブックを買った。これはかなり充実した内容で、台北ガイドとしてオススメしたいぐらいなのだが、一つだけ引っかかったことがある。各地区の宿泊ガイドに、必ずといっていいほどレンタルルームが載っているのだ。
気になってそのレンタルルームのホームページを見たが、要するに賃貸マンションの一室を借りるわけだ。確かに安くはなるだろう。しかし、営業許可をとっているとはとても思えない。
実際、交通部観光局でも注意を呼びかけている。「日租型套房」で強制わいせつと思しき事件が起きているといったことが書いてある。
ホームページの写真だけ見ると、オシャレな部屋でしかも格安だったりするけれど、観光客が宿泊するにはリスクが大きいと認識しておくべきだろう。
さて。
台湾の「民宿」や「ゲストハウス」の大半は、営業許可をとっていないという話を聞いたことがある。個人的に情報収集した範囲でも、とても許可がおりそうに思えないゲストハウスを見かけるが、実際はどうなんだろうね?
ちなみに、交通部観光局のホームページで「賓館」と入れて検索すると、それなりの数はヒットする。ただし「賓館」がゲストハウスである保証はない。というか、ゲストハウスではない可能性が高い。
日本人が経営しているからといって、何かあった時に責任をとってくれない宿には泊まれない。その辺、ちゃんと許可を得ていることを明示して欲しいものである(営業許可をもらっているゲストハウスがあったら、今後の旅行の参考にしたいので教えておくれやす)。
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