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2010/10/09
台南刑務所の名残りを眺める
かつて台南刑務所の施設があったと思われる地域は、このような現況を呈している(要道館付近から西方向を見る)。
刑務所の跡地に風流を求めはしないが、台南にここまで荒廃した景色があるとは思わなかった。要道館もオンボロだけど、それでもまだマシなぐらいだ。
で、その端のあたりには、こんな建物も見え隠れする。マンサード屋根の上にさらに屋根が架けられているこれは、府前路に面したかつての地方裁判所だ。台北の総統府、台湾博物館と並んで、日治三大建築と呼ばれる壮大な建物である。
現在は司法博物館なのだが、修復工事中で府前路からはほとんど建物が見えなかった。なので、まさかこんな所でお目にかかろうとは、という感じ。
しかしまぁ、裁判所の裏が刑務所ってのも何だかねぇ。
ガジュマルに覆われ、廃屋にしか見えない家屋もあった。
明らかに日式で、これも刑務所の官舎の類だったかも知れないが、よく分からない。
改めて要道館。
どうもここは典獄長官舍や医務所などの集合らしい。で、要道館に該当するのは、もしかしたら写真の手前のトタン屋根がかかった部分かも知れない。こちらもイマイチよく分からないので再掲しておく(案内板も台南市サイトも要領を得ないのよ)。
要道館の写真を撮った地点で反対側を向けば、この景色である。新光三越台南新天地と大億麗緻酒店の裏には、こんな公園が整備されている。そのさらに西側が、最初に載せた景色なのだ。
なお、この公園から新光三越に抜けることは出来ない。いったん西門路に出て、大億麗緻酒店の前を通っていくしかないので、非常に不便だった。
「新天地」を裏手の廃墟から切り離そうという意図を感じるのは、derorenの心がすさんでいるからだろうか。
this is one of my pictures about this area
返信削除http://www.panoramio.com/photo/73407730
>Babuyanese Taiwan sama
返信削除Thank you!
There are very interesting photographs.