白鳥舞う藝閣。
千手観音のインパクトの後では霞んで見えるが、これも相当に派手である。
ちなみにこの藝閣は「鮮魚舗」のものらしい。と、あえて記すのは、朝天宮ホームページに出ていた一覧に見当らないからである。
しかしまぁ、こういう写真を見ていると、やはり大人の女性が乗らなくなったのがうなづける。これで大人だったら、風紀の問題は免れないだろう。
子どもだから喜んで観に来る大きなお兄ちゃんは……、言い出すとオマエモナーって返されそうだからやめとこう。
「女蝸収三妖」。『封神演義』の一場面のようだが、私は『封神演義』をちゃんと読んだことがないので解説はなし。
台湾の信仰を考えるには、読まなきゃいけないんだろうなぁ。
狐なんぞの上に乗っているので、中央の三人はそれぞれ女蝸ということになろう。
それにしても、この高所で乗り続けるのは大変だ。
どっしりと後ろで分身たちの活躍を見守る本体。
そしてこれも異彩を放つ、北港智王同修会。
真佛宗という台湾の新仏教のものらしい。
高いところにいる仏は偶像に過ぎないが、立ち並ぶ旗のすき間に生身の仏たちが見え隠れする。藝閣というのはあなどれんなぁ、と思った(たびたび思っているぞ)。
さぁ、藝閣特集はいよいよ次で最終回だ。
最後はエンターテイメントに徹したので、楽しんで見てね!
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