府城隍廟東側の武徳街を歩き、「
バック」より少し北に駐車場が広がる。その駐車場の奥に何やら廟らしきものがあったので訪ねてみた。
とりあえず、普済宮とある。もちろんガイドの類には載っていない(
普済殿とも紛らわしい)。
本当に小さい廟宇である。
そばに台南市がたてた案内板があり、それによると清の乾隆43年(1778)に創建されたものの、都市の発展に伴って壊されてしまい、この地に再建されたのが民国55年だという。
中ももちろん狭い。
池・朱・李千歳を祀るそうだ。
……と、ここまでならどうということのない廟宇であるが、ここは意外な掘り出し物であった。
廟内の左右に描かれた「降龍」「伏虎」の絵。まぁ廟内に龍虎の絵が描かれるのは珍しくないが、小さい廟にしてはずいぶんイイ絵だなと思ったら、なんと蔡草如の作品だった。
ここは門神画もかなり良い。できれば別の記事で紹介しようと思う。
なお、この宮については
ここのブログで大変詳しく紹介しているので御覧くだされ。日本統治時代の資料(日本語)まであげてあるのには驚いた。
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