14日はストリップショーで終わったわけではない。そこからホテルまで歩く間に、まだ廟宇を眺めている。そしてドラゴンフルーツを入手している。
開基霊祐宮は赤嵌楼の東側の道にある。祀るのは玄天上帝、つまり北極星だ。
明の永暦25年(1671)に、地域の住民と駐留軍が力を合わせて建てた宮で、北極殿(大上帝廟)に対する小上帝廟の異名をもつそうな。
実はこの辺を歩く時点で、私のカメラはバッテリー切れを起こしていた。どうにか騙し騙しここは撮影したものの、ホテルに戻るまでに完全にダウン。hashiカメラは夜景を撮れないので、内部の撮影はしていない。というか、hashiカメラもダウン寸前だった。
さらに実は、ここを別の宮と勘違いしていた。我々は大観音亭の門前を歩いてるつもりだったので、ここを全台呉氏大宗祠と思ってしまったわけだ。
帰国後に写真を眺めて、どう見ても「北極」という文字があるので調べ直したら、霊祐宮であった。ここも三級古蹟だし、覗いておきたい場所ではあったのでまぁ良かったけれど、欲をいえばちゃんと中を見学すべきだったと若干後悔している。
蔡草如の絵が見所だと『台南歴史深度旅遊』にある。次の機会にわざわざここを目指すことはなかろうが、通り過ぎる機会があったら再見したいものだ。
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