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2009/11/21
陶々楼(台湾料理)早くも再訪
10月末に初訪問の陶々楼を再訪。正確に言えば、既にhashiはランチを食っているので三度目なわけだが、二人で夜に出掛けるのは二度目である。
写真は店内の椅子席。まぁ別にとりたてて珍しいものではないが、場末の中華料理屋みたいに油でべとついたりはしないので、デイトにだって使えるかもよ。
まずは前回食いっぱぐれた空心菜炒め。うまい。空心菜がシャキシャキなのは当然として、味付けがのどにやさしい。中華にありがちな濃い味付けとは明らかに違う。
豆鼓と鶏肉炒め。鶏肉は片栗をまぶしてあって、噛むとぷるぷるの食感。これも味付けが絶妙だ。
酸菜と春雨肉和え煮込。これは実に表現の難しい料理である。日本に似た料理がないからだ。
醗酵させた白菜は、ザーサイのようでもあり臭豆腐っぽくもある独特の臭いを発している。で、食べるとその酸味を感じるけれど、薄味じゃないのにさっぱりしている。人を選ぶとは思うが、これも美味。
台湾風拉麺。いわゆる名古屋の台湾ラーメンなのか、牛肉麺系なのか微妙だったので老板娘にたずねてみるも、確証がもてずとりあえず頼んでみる。そもそも私は名古屋の台湾ラーメンを食ったことがないという致命的な問題がある。
で、これは間違いなくラーメンで、しかも辛い。だが、そこはかとない台湾風味がある。牛肉麺ではないが、じゅうぶんうまい。
なお、手前右の白いのはつみれ団子のようだったが、食べると八角の風味がして、ここだけはバッチリ台湾である。
ここで揚げパンのサービスが。辛い物を食う時にはパンを組み合わせるそうな。
この揚げパンがまたふかふかでうまい。ただし腹がふくれるぞ。
hashiの希望で小籠包。
鼎泰豊とは違ってつゆだくではない。そういうのを期待する人には向かないだろうが、これもうまかったよ。
で、「肉燥飯は作れませんか」と聞いたら、なんと作ってくれましたぞ。図々しいお願いに応えてくれた老板娘に感謝。
ただし、本当に作るなら一時間は煮込まないといけないので無理らしく、これは角煮を焦しネギと煮込んだもの。次は来店時に頼むよう言われたので、きっと我々はそうするだろう。まぁ忙しそうな時はやめといた方が良さそうだが。
老板娘は台南出身だそうで、向こうの料理の話でちょっと盛り上がった。季節によっては他にも台湾らしいメニューを出すらしいし、豆花も作る時があるそうな。豆花食いたいなぁ……と大満足の夕食だった。
……って、食べ過ぎだろ!
陶々楼
京都市中京区室町通三条上ル東側 白鳥ビル2F
TEL:075-211-9211
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