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2009/09/28

集福宮(一)

集福宮
 信義街の中心をなす集福宮。五條港の一つ、新港墘港で働いていた黄姓苦力が信仰した宮である。
 五條港にはそれぞれ苦力と呼ばれる働き手がいた。彼らはいずれも大陸からの移民で、それぞれに信仰する神を祀りながら、苦しい労働に耐えたのだそうな。
 ちなみに、同様の廟宇は金華府西羅殿(内部の紹介記事はいずれ掲載)を既に掲載済。聚福宮も実はそういう系統だったらしい。さらに景福祠も後日掲載予定である。

集福宮
 不思議なのは上部にある電飾。
 「玄天上帝」と「〓府千歳」の文字が二重になっている。「〓」の字ははっきり見えない。とりあえず左半分が「木」で、どうも「林」のように見える。

集福宮
 こういう旗も、ある意味規格品なのだろう。

集福宮
 内部は暗い。玄天上帝といえば北極殿の祭神でもある。ここではまさしく「集福」の神なのかも知れない。

集福宮
 そんな玄天上帝像。
 なお、彼にも虎が仕えていたりする。そんな姿や門扉画などは、その二で掲載。

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