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2009/05/21
矮仔成蝦仁飯(台南市中西区)
マッサージですっかり身体が軽くなったという相方と公園で合流、そのまま海安路を北へ向かう。この先には小吃の有名店がひしめくエリアがあるわけだ。
で、えびめしの有名店へ。手持ちの二冊のガイドでは、片方が矮仔成蝦仁飯、もう一方が集品蝦仁飯を載せている。正直どちらがどうと判断する材料もないので、より歴史があるらしい矮仔成を選択。
席に着くと、そこにメニューは置いてあるのだが、日本人向けに日本語メニューも用意されていた。一応は見比べて、現地表記の側で指差して頼んだ。
今回の経験からいえば、日本語メニューは現物のニュアンスを正確に伝えられていない場合が多いので、極力あっても使わない方が良いと思う。漢字を見れば判ることなのに、日本語メニューで判らないってことが起きるのだ。
で、これは綜合飯だ。この店自慢の蝦仁飯と肉絲飯を半々に載せた豪華メニュー。豪華といっても50元ぐらいだったが。
日本語メニューに「えびめし」とある蝦仁飯。かためのおじやみたいな飯の上に蝦を載せ、最後はテーブルに置いてあるタクアン。日本統治時代からの味というのもなるほどと思われるもので、決してグルメも満足というほど特筆すべきものではないが、何の違和感もなく食える。
台湾において、何の違和感もないというのはすごいことである。
鴨蛋湯。これも何というか、台湾でメシを食ってる気分じゃないな。
しかしここは台南である。古早味香腸には日本時代の面影など全くない。私はどちらかといえば香腸が苦手なので、食べた瞬間に目が覚めた。決してまずいわけじゃないので念のため。
まぁここは、日本人観光客がどうしても行くべき店ではないと思う。そもそも蝦仁飯は量も少ないし、肉燥飯のように何かを食べるついでのご飯である。間違ってもメインディッシュにしようなんて思わないように。
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