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2009/05/08
翰林茶館(台南市中西区)
赤崁楼の前にある翰林茶館。朝のサバヒー粥以来歩き続けていた我々は、ぐったり疲れていたので迷わずここに入った(写真は後日の夜景)。
正確にいえば、そばのセブンイレブンで日焼け止めの乳液を買ってから。一度はホテルに戻るつもりだったので、塗るのを忘れていた。既にこの時点で、自覚があったのだからかなり日焼けはしていたはずだ。
さらにそこでは、鉄道時刻表も買った。こっちは乗る予定もない、単なる趣味である。
一階を入ってすぐにカウンターがあるが、ここはテイクアウト用。座って飲みたい場合は席で頼むことになる。
一階席もあるけれど、珍珠奶茶のシェイクの音などで騒々しいので、二階席にした。英語でsecond floorといえば通じた。
写真は二階席の一部。写真ではなんだか焼き鳥かおでんの屋台のようでイマイチだな。中央が椅子席で、端には靴を脱げる席がある(写真の方は団体専用席)。もちろん我々は靴を脱いだ。この時間は空いていたので、窓際で座ってくつろげる最高の席をとれた。二階の窓際席はかなりのおすすめだ。
渡されたメニューを見て、指差しながら注文。注文用紙もあるので、そちらにチェックを入れて注文することも可能だが、正直いって書き込む方が煩わしい。
しゃべれなくとも、指さしでかなりの部分はどうにかなる。日本式に読んでみる手もある。気づいてくれるかも知れない。その後も日本語メニューを用意してくれた店もあったし、書き込み式の店もあったけど、まぁ必要ないよ、たいていは。
注文用紙はお土産である。メニューを持ち帰れるって素晴らしい。店の迷惑だけど。
写真のお茶は「台湾文人茶」というカテゴリーにあったもの。我々は「高山金萱」と「恨天高」という銘柄を頼んだ。「高山金萱」は金萱茶を飲んでみたかったから。「恨天高」は、「寒煙翠」と並んで最高額だったから。さぁ私と相方のどちらがどちらを頼んだのか? 別に読者にはどうでもいい話なので悩む必要はない。
私はお茶の説明は苦手なので省略する。もちろん二つのお茶は全く香りが違う。どっちもうまい、というしょうもない言い方が、私の結論。
一緒に頼んだ「アイスクリーム」は、来たのを見たらかき氷だった。確かに上に載ってるのはアイスだけどさ。
このアイスは鉄観音アイスだ。なるほど鉄観音風味ではあった。とはいえ、白玉とあんこのかき氷は、概ね日本の甘味と同様である。他にプーアル茶、抹茶があった。さすがに宇治市民として抹茶は頼めなかった。何しに台南に来てるんだって思うでしょ?
この日は飲まなかった珍珠奶茶は、翌日に台南新天地の新光三越店で飲んだ。期待してなかったが、かなりうまい飲み物だった。茶芸館的な役割を求める人にも、流行りの飲み物で涼みたい人にも、じゅうぶん対応する店である。
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