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2009/04/22

まずはガイドを買え その1(旅行の準備 その1)

 ということで、旅行前に買ったガイドの一覧だ(日本の書店で購入した)。一応、一言コメントを付けておこう。
 なお、★は2009年GW旅行に持っていった本。☆は2009年夏旅行に持参した本、●は読んだだけ。●だから不要というわけではないが、参考までに。

※2010年1月にいろいろ書き替えた。


★台南―台湾史のルーツを訪ねる (旅名人ブックス)
 これをトップにもって来た理由は言うまでもない。日本語では唯一の台南オンリー本。
 なお、このシリーズは地図や交通手段などの基本データがほとんどないので、あくまで読み物と考えるべきであろう。ただし読み物としてはかなり良い。写真を見て気分を高めよう。
 現地では、見所を逃がしてないか確かめるために、時々開いて読んだ。なお、正誤表はこちら

 帰国後(5月)の感想。
 残念ながら、この本の関係者は台南の民俗信仰については素人だし、そもそもそういう信仰を理解する視点をあまり持っていないな、と感じる。現地のガイドを読んだ後にこれを読むと、ビジュアル重視で情報量が少ないことに気づかされるのだ。日本語ガイドとして貴重なだけに、もう少しライターの質を高めたらどうかな、などと言ってやろう(一応は私もライターみたいな職業だったので)。
 八月は使わなかった。こちらで紹介したガイドの方が情報量もあったので割愛した。たぶん今後は持っていくこともないだろう。

☆『地球の歩き方 台北 2009~2010』
 とりあえず近所の本屋で買った。台北はほとんど行かないのでオマケのようなもの。
 空港からのバスの所要時間が短めだったり、イマイチ内容的にも信用がおけない。「歩き方」という名にはそぐわない本である。
 八月の旅行では、急遽予定を台北に変更する可能性があったため持参。幸か不幸か使わずに済んだが、三度目の旅行では台北宿泊の予定なので、一応持参する可能性大。

★☆片倉佳史『旅の指さし会話帳〈8〉台湾』
 片倉氏は台湾新幹線の情報を探していた時から名前を知っていたので、似たような本は他にもあるが、これを購入。
 最終的な評価は、現地で役に立ったかどうかで判断するしかない。でもまぁ、悪い本ではないよ。たぶん。
 で、現地では多少利用した。この本を広げて指差すのは煩わしくて無理だ。それでも言葉の意味を知りたくなった時の辞書の代わりにはなったと思う。
 八月も持参したが、あまり使う機会はなかった。お守り程度の本だ。

●林小龍『大人の台湾極楽ガイド』
 相方が購入。作者名は「ナントカ制作委員会」的なもので、リアルに存在しているわけではなかろう(どうでもいい)。台南も載ってはいるが、ほぼ台北情報なのでこれも参考程度。
 読み物としてはそれなりに面白い。大人というかオッサン向け。良いことばかり書いてるわけではない、という意味では「地球の歩き方」よりマシ。ただ、ナイトライフの予定がない場合はそのコーナーがまるまる無駄なので、持参するには難あり。

●渡辺満里奈『満里奈の旅ぶくれ―たわわ台湾―』 (新潮文庫)
 古本捨値で購入。データの古さは仕方ないが、軽い読み物としては良い。台南情報も多い。食い物しかないけどさ。

★『台北』 (ララチッタ―アジア)
 古本捨値で購入。台北オンリーなので参考程度だが、ガイドとしてはマシな部類だろう。
 台北ガイドでは唯一持参。地図が後ろにまとまっているし、空港での手続きなど一通り載っているから、ディープな旅でなければ悪くないと思う。
 八月に持参しなかった理由は、古本(2007年度版)だったため。ホテル探しなどの際には、一応最新版の方が良いわけで……。

●『るるぶ台湾 ’08』
 古本捨値で購入。台南も載っているが、デタラメな情報多し。購入する価値なし。

●『台湾』 (いい旅・街歩き)
 古本捨値で購入。最新版でないので評価は保留しておくが、台南はやはり申し訳程度。立ち読みで良い。

●『な~るほど・ザ・台湾』2009.3
 神田で本を探したついでに購入。別冊マップ付きだが、台湾で日本名の小姐に会いたい人以外には金の無駄。もちろん私にとっても無駄。

●『HERE』(台北の情報誌)2冊
 同じく神田で購入。最初から読み物として買ったので、それなりに楽しめた。ただし日本の書店で買うと高すぎる。
 なお、これは台北オンリーなので、台南の情報は期待しないように。
※2009年に休刊となった模様。

 まぁこの時点で既にとんでもない数だが、本番はこれからである。その2を待て。

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