日台合作の「Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀」、予告されていた第二期が始まっている。
第一期と違って、殤不患と鬼鳥の素性がばれているから、視聴時の感覚はだいぶ違う。鬼鳥がしゃべるたびに笑えるし、殤はまぁピンチでもどうにかなるだろう、と思うし。
早めに脱落しそうな蠍瓔珞が、まさかのヒロインになりかかったり、それでも予測不能なのは相変わらず。大量殺人犯がヒロインってどんな冗談だよと思いつつ、悪党には悪党の矜恃という辺り、シリーズを通して一貫している。
そもそも鬼鳥(一応このシリーズもこの偽名なので、そう呼んでおく)にしても、やってることは外道そのもの。しかし、筋の通った外道だから、殤不患にもある意味信頼されている……と、書いていて混乱する。
第二期の目玉は浪巫謠with聆牙と、諦空だろう。西川キャラは、思った以上に重要人物で、しっかり危険な兆候もある。聆牙は、言うまでもなく素人声優の補佐(実際、西川声は聴き取りづらい)だが、ナレーションのない二期では貴重な解説役。おこりんぼさんとか、絶対台本にないよね?
諦空は、現時点で例の剣を抜きそうな第一候補。誰のどんな答えを聞くのやら。次回(7話)で分かりそうな予感。
ネットを巡回する限り、明らかに一期より盛り上がっているのは嬉しい。宝塚版や映画の影響も大きいだろう。シリーズが長く続くといいなぁ。
まぁしかし、虚淵脚本の力は大きい。流れるようなセリフ回しも、一期と同等以上。小学2年のtomopeeは、人生初の言葉を沢山聞いている。
余談だけど、子どもの頃に大人向けの番組を見るのは良いと思うのよね。理解できない内容ばかりだとしても、普段の子ども向け番組とは違う空気を感じるのは。振り返って、自分自身がそうだった気がするだけに。
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