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2016/09/17

「Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀」第11話

 もはやネタバレなしに何かを書くことは難しい。







※以下はネタバレ




 殤不患の演技の素晴らしさに笑う。というか、別の意味でハラハラした。まさか蔑天骸ともあろう者が、あれで信じるわけないよな、信じていたらどうしよう、という感じで。
 まぁその辺は予想通りの展開なので、特にコメントはない。




 と、ネタバレ度の薄いことを先に書いて文字数をかせいでおく。ブログ村の画面を見たら、空白無視で一定の字数が見せていたので……。
 で、蔑天骸が親切に教えてくれた天刑劍の逸話。その際の不患の台詞から見て、不患も魔神に関して何らかの知識があることは分かる。いや、鬼歿之地を越えて来たのなら、無知であろうはずはないか。
 あとは、不患の剣の問題。蔑天骸が、現段階で刀及びその持ち主を評価できていない。その一方で雪鴉は「恐ろしい」刀と見立てている。普段は木刀の音を響かせる(あの刀が軽いことは何度も示されている)が、これという時には金属に変化する霊剣であろう。
 神誨魔械の一つなのでは、と推測してみる。ちなみにderorenの予測はほとんど当たっていないゾ。

 後半は捲殘雲と丹翡の成長物語。右目と引き換えに誇りを失った(恐らく)兄貴と、同じ身体になって誇りを守ろうとする元弟分と、コントラストが素晴らしい。
 正直、現時点では力量にかなりの差があるわけで、その辺のさらなる成長物語が続けばいいなぁ、と思う。要するに第二期に期待したい。

 対して、殺せなかった兄貴と妖魔のコンビは、雲行きが怪しい。
 妖荼黎が復活するならば、刑亥はそこでやられそう。兄貴はどうなるやら。まさか、あの「おっかねぇお姉ちゃん」がいたりしないよな(台本によれば「瀕死」だとか)。

 次回でようやく殤不患の念白が聞けそうだ。残り2回しかないのだから、流れてもらわなければ困るが。
 「おくつろぎを」が二度もオンエアされた凋命も、どうやら戦うようだ。文官というわけではなく、一応は彼がナンバー2なのね。
 まぁ凋命が生き残る確率は千に一つぐらいだろうが、宗主様はその死に様を目撃するのか、それともさっさと鍛劍祠に行ってしまうのか。目撃すれば、不患がどんな男か分かるだろうから、その辺は気になる。

 凜雪鴉の最後の策も楽しみ。既に鍛劍祠に着いているだろうし、何かしらの罠は仕掛けているはず。その策が裏目に出て、魔神復活なんて話になったら嫌だなぁ。
 というか、魔神と蔑天骸は一体化するのでは、と根拠のない予測をしておく。

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