さて、エバー航空での赤子連れ旅。チケットの取り方などは前の記事に書いたので、ここでは主に搭乗中の話を記しておく。
もちろん、特別なベビーシートを用意していない以上、基本的に通常の搭乗と変わるわけではない。違うのは、手荷物をすべて椅子の下に置かなければならない離発着時に、赤子を抱いている点ぐらいだ。
そして、食事の時ぐらい。
実は我々は、いつもスペシャルミールを頼んでいる。その詳細は別に書くが、スペシャルミールは通常の機内食より早く届けられるので、今回も我々の元には真っ先に食事が届いた。
そして、離乳食もやはりスペシャルミールの一種だから、同時に届いた。つまり、二人の座席に三つのトレイが届いたわけだ。
帰国便は、我々の席が二人掛けで、前列は三人掛けだったので、二人で三つのテーブルを使えた。しかしそうでない場合、かなり窮屈になる。
さらに言えば、同時に届いても同時に食えるわけがない。その意味では、なかなか難儀なミッションとなった。チープな難儀だけどさ。
これは行きの便の離乳食。粒のない前期離乳食を頼んでいた。tomopeeは既に後期に入っているけど、台湾では粒を嫌がる傾向があったので、これで正解だった。
なお、これはカボチャ、卵、ジャガイモ。ジャガイモは比較的しっかり味がついているが、他は薄味だ。大人が食ってもうまかった。
こちらも行きの便。そう、何と二皿もある。どちらも大量で、12ヶ月の乳児が完食したら、たちまち腹をこわして旅行終了となるだろう。まぁそこまで食おうとしないけど。
赤っぽいのはトマト。緑はほうれん草。真ん中はおからみたいな味だった。左上は……、覚えてない。こちらの皿の方が、より薄味。
tomopeeには、もちろんすべての種類を食べさせた。期待していなかった離乳食だったけど、かなり満足。一食分浮いたし。
こちらは帰国便。朝8:30離陸なので、この食事は9時には出る(大気が不安定でなければ)。
当日のtomopeeは、6:20にホテルで少しだけ朝食(大人のおこぼれのお粥と、持参のバナナ)をとり、ここでしっかり食べてもらった。
それでもまぁ、一食とったことに変わりはないので、彼はやや満足して機内で寝てしまった。実際に離乳食に口を付けたのは、9:30頃である。
左は麦で、粘り気がある。信号機のような右は、グリーンピース、卵、トマト。こちらもなかなか美味だった。
ちなみに、乳児用のスプーンは用意されておらず、大人と同じものが配られる。tomopeeは大人用でも問題ないのだが、月齢によってはスプーンを持参した方が無難。
食べきれないほどのメシを与えられたtomopeeは、満足して親に甘えていた。改めて思ったけど、飛行機は鉄道よりも全般的にうるさいので、思ったよりも声は響かない。むしろ、デッキという逃げ場のある高鐵の方が、いろいろ大変だった。
まぁそんなわけで、赤子連れでも飛行機は乗れるぜ。エバー航空は、(今回の機体に関しては)座席間隔もまぁまぁだし、機内食はキャセイより遙かにうまいし、オススメするぜ。
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