2011/02/23

西華堂(四) 望むらくは平穏な日々

西華堂
 何度も書いているが、私は台湾の仏教寺院の空気を好む。そう言いながら肉食の後に西華堂を訪れるのだから、所詮は迷惑な訪問者でしかないのである。

西華堂
 西華祖堂碑記。華厳世界東港乾坤……とか書いてあるので、紹介しようと思って写真だけは載せてみた。が、ちょっと諸事情により今はパス。

 諸事情……というか、実はderorenは昨夜遅くに激しい腹痛に襲われて、朝から病院通いとなったわけである。診断結果は直腸ガン……でも腸閉塞でもなく、腸炎でござった。便が出る腸閉塞はさすがになかろうと思ったが。
 発症から23時間ほど経った現在は、ほぼ治っているけれど、あんまり難しいことを考えたくないので、パスでござるよ。

 なお、この寺院の開基を記した石碑が、サンダル置き場になっていることにも注目してほしい。日本ならあり得ない光景である。
 もっとも、サンダルは修行者が履くアイテムなのだ。こんなものを置くな、という「こんなもの」には当たらないという考え方も、分からなくはない。

西華堂
 hashiの腕に巻いてみた幸運繩。堂内を見学していた時に、我々を見つけた若い尼さんが、我々に授けてくれたものだ。derorenの腕は通らなかったけど、何にせよありがたいことでござる。
 病院で半日過ごしたあとに改めてこの写真を見ると、なおさらありがたいのである。

西華堂
 hashi撮影。陽射しの強い日の朝だ。

西華堂
 実は背後には教会があったりする。手前でこんもり茂るのは龍眼である。

 訪問時は龍眼や蓮霧は花の盛り。蓮霧はいつでも咲いてるし、いつでも実ってるけど、ともかく食べ物の木が多いのもいい。ああ、最後は結局そんな話になってしまった。今日明日は、お粥かうどんしか食べるなと言われてるのになぁ。

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