忠義路と中正路が交わるところには、日本時代の遺構が二つある。こちらは林百貨店で、末広町(山形県酒田市にもある地名だ)という名の繁華街の中心だったそうな。
我々が訪れた時は、見ての通りの工事中。修復後はどうするのだろう。
しかしまぁ、廃墟は所詮廃墟。交差点で我々の目を釘付けにしたのは、どこかのお宮の行列だった。
おそろいの洋服姿でパレードする集団は、とりあえず写っている人たちに関していえば、高雄県路竹郷の武福宮らしい。どんなお宮なのかは全く知らないし、どこから来てどこへ行くのかという哲学的命題にも答えられない。
で、その背後の建築物が日本勧業銀行だった所。今も銀行として現役だ。正直、京都の四条烏丸あたりの銀行と大差ないので、どうでもいいや。
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