安平の城下町だった老街は、今となっては格好の撮影ポイントである。初日は「カメラなんて要らない」と、カバンに入れることすら嫌がった相方が、熱心に撮っているぐらい。
それにしても、ここは沖縄より遙かに南なんだよなぁ。
猫さんだ。猫の甘えっぷりにはあまり地域差がなさそうだ。
海山館の門。中は工事中だった。
この建物は清の時代に、福建省からやってきた駐留兵がそれぞれの神を祀った廟の一つなんだそうな。で、今はもう廟ではないらしい。最近は資料館だったらしいので、改築が済んだらまた公開するのだろう。
清の時代も、ここは台湾きっての軍事拠点だったので、大陸各地方の人間が駐留していた。しかし台湾在住者と駐留兵は疑心暗鬼に駆られ、争乱の元になってしまう。
そこで地域別に公民館のような施設を造り、治安の安定を図ることになった。安平に五ヶ所有ったので、安平五館と称した。
なお、この辺は海頭社と呼ばれた地域。文朱殿には、海山館の神像が遷されている。
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文朱殿・
海頭社広済宮(台南市安平)・
海頭社文龍殿・
安平海頭社魏宅 同じく海山館にあったレンブの木。花も咲いているし、実もなっている。市場で売ってるレンブと比べて、味はどうだろう? 食べられるものなら食べたかったが、かなりの高木で全く手は届かなかった。
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