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2009/05/04

青草巷と苦茶


 龍山寺を出た我々は、寺の周囲をぐるっと一周した。ということで、薬草売りの店が並ぶ一角も当然通り抜けたわけである。


 薬草には興味があったので、そこそこ楽しみではあった。
 が、いい加減暗くなって、しかも言葉が通じない上に青い葉っぱは持ち帰れもしない。うーむ、とだんだん萎えていく。


 そんな自分を発奮させるために(嘘だ)、苦茶をテイクアウト。
 名前からして危険なのが判っているわけだが、これが半端じゃなく苦い。本当に苦い。ただ、台湾初日でなんとなく疲れていた自分にとって、文字通りいい薬になったのは確かだった。少なくとも、二度と飲みたくない味ではない。

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