阿憨鹹粥（台南市北区）で虱目魚を食す

　遠目には小奇麗なサバヒー粥の有名店。公園南路と忠義路三段の角にある（店名でgoogleの地図検索すれば分かるよ）。公園南路はいろんな店が並んでいて、その中でいえば店舗も大きい。お客もいっぱいだ。


　こちらは魚皮粥。ゼラチン質が多くてぷるぷるした食感。皮だけって思うかも知れないが、細かい身も入っているし、カキも泳いでいるからご心配なく。


　で、魚肚粥。魚好きにはたまらん。油たっぷりなので（養殖魚だってのもあるんだろうか……）、若い人の口にも合うだろう。

　店内のメニューには「魚皮粥」がなかったりすることに、頼んでから気づいたけれど、まぁ問題なく望んだものが届いた。なお、ここのシステムは空いてる席に座って、店内を動き回ってるおばちゃんに注文、食べ終わってから清算する。
　我々は最初から食べるものが決まっていたので、メモ帳に書いて筆談で頼んだ。ちなみに筆談の際には、必ず注文数を明記しよう。「魚肚粥　１」とか書けば大丈夫だった。


　で、ここには豆辨醤があって、適宜サバヒーの身を取り出して食べることが出来る。この豆辨醤がうまい。豆粒の残ったあまり辛くないヤツで、感覚的にはもろきゅうのもろみに近い。サバヒーのように淡白な素材には抜群の相性であった。

　なお、もう一軒の有名店である阿堂鹹粥にも行った（そのうち写真を載せる）けど、個人的には阿憨の方が好みだった。阿堂鹹粥は生ニンニクがたっぷり入っていて、それがどうにも胃に堪えるのである。もちろんうまいけど。
　私（と相方）の結論としては、サバヒー食べたきゃ阿憨鹹粥。これで決まりだっ。