土曜の午後7時過ぎの赤崁楼。ライトアップされると、いかにも観光地って感じがする。なお、この時間帯は事実上フリーパスである(本当は昼間のチケットを見せるらしいが、そんなゲートはどこにもなかった)。
鄭成功にオランダ人が頭を下げるという屈辱的な像もライトアップ。原住民を奴隷扱いしていたオランダを、福建や広東の移民と一緒に鄭成功が追い払った。
こういう時のオランダ人は、やはり「長崎犯科帳」的な姿で想像しなきゃいけないか? いつもワイン飲んでるような。
特設舞台では、たぶん地元の小学生~高校生ぐらいの子どもの踊りが披露された。私が見た40分ほどの間は、女子ばかりだった。
踊りそのものは結構うまい。よく練習しているなぁ、と感心した。南○町の春節とは比較にならないぞ。まぁ学校で時間作って練習させれば、大人の片手間よりうまくなるのは当たり前かも知れないが。
これも女子児童(生徒?)だ。「スターボーみてぇだなぁ」って言ったが、相方には伝わらなかった。そんなもんか。ハートブレイクしちゃうぜ。
台南のトイレタイム。民進党の牙城を守るのは構わないけど、挨拶が長いのはいただけないなぁ、許市長。
ただ、民進党の市長が十年続くなかで、台南市はずいぶんと観光地らしくなったのだな、とは感じる。道標や観光コースの整備が進み、日本時代の建物の修復は現在進行中。鄭成功文化節みたいな観光行事も最近始まったようだ。
赤崁楼や孔子廟の周辺は、今流行りの「歩ける観光地」になれる素質がじゅうぶんにある。ただ、そのためには路駐のバイクをどうにかしなきゃいけないだろう。赤崁楼から祀典武廟に行くわずかな区間だけでも改善出来たらいいのになぁ、許市長。
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