安平古堡から歩いてすぐの交差点角にたつ陳家蚵捲。店内はけっこう広い。ファーストフード形式で、カウンターで食べたいものを選んで支払いを済ませ、出来上がったものを受け取るシステム。ただし食べ終わったものは片づけなくて良い模様。
屋号でもある蚵捲は、さくっとした皮に包まれたカキの天ぷら。五香粉などは使われていないので、日本人には何の抵抗もないだろう。ワサビをつけて食べる。
肉燥飯。北の魯肉飯、南の肉燥飯ということで、ばら肉のやや大きめのものが載っている。こちらは台湾の味。とりあえず食べておきたかった。
蚵仔煎は注文してから作るので、しばらく席で待つ。レシートに番号が書いてあって、出来上がるとチャイムが鳴って番号表示されるので、自分の番号が表示されたら受け取って食べる。
甘めのタレのかかった蚵仔煎は、見た目は安っぽいお好み焼きの風情。でもこれがやたらうまい。カキの身がたっぷりだし、A菜と思われる野菜も絶妙だ。この後も実感したけれど、台南の有名店は外れがない。安心して食べに行くべし、だ。
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